市村正親(69)が9日、都内で、日本語吹き替え版声優を務める米映画「Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~」(11月30日公開)のアフレコイベントに出席した。最近、一部週刊誌で妻篠原涼子(45)の仕事方針をめぐる不仲説が報じられたが「(篠原の)舞台も映画も、勧めているのは僕」と話し、否定。また「それをおもしろく書くのはいい。それだけ注目されてるってことだから」と謙遜したが、「子どもにはかわいそう」と子どもたちへの配慮を求めた。

夫婦間で仕事の話もしており「(7月の篠原主演舞台)『アンナ・クリスティ』をやってるときも、せりふを一生懸命覚えてるときは『手伝おうか?』って」と仕事に理解があることを強調し不仲説を一蹴した。

映画は、舞台化もされている小説「クリスマス・キャロル」誕生の過程を描いたファンタジー。市村は、小説の主人公であり著者に大きな影響を与えるスクルージの声を吹き込んだが、舞台で何度も演じている役とあり「スクルージをやるのは僕の日常」と話した。