社長のジャニー氏が亡くなり、ジャニーズ事務所は今後、新体制に入る。ジャニー氏のめいにあたる藤島ジュリー副社長が新たに社長に就任する見込みだ。

これまではジャニー氏が若手タレントの発掘や舞台制作など、プロデュース業に徹してきた一方で、姉の藤島メリー副社長と、メリー氏の娘のジュリー氏が経営面を担当していた。今後は、ジュリー副社長が経営やマネジメントの陣頭指揮をとり、昨年タレント業を引退し、子会社「ジャニーズアイランド」の社長に就任した滝沢秀明氏(37)がジャニーズJr.の育成やプロデュースを手がけていく。ジュリー氏と滝沢氏がタッグを組み、ジャニー氏の遺志を継ぐ形となる。

滝沢氏は今月5日、ジャニー氏入院後にジュリー氏との打ち合わせの頻度が増えたことを明かし、「毎日必ず連絡をとって、ほぼ毎日のように直接会って、お互い気になることを確認しながらやっています」と話していた。