漫画家でイラストレーターの、きくちゆうき氏が、19年12月19日から毎日、ツイッターとインスタグラムで連載中の4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」の公式ツイッターアカウントが20日午後8時46分、映画化と書籍化を発表した。

書籍化は既に発表されており、4月20日に小学館から「ゲツサン少年サンデーコミックス」として出版される。100日間の本編に加え「0日目」や「100日後の後日譚」など描きおろし28ページが収録予定だ。映画化に関しては実写か、アニメ化の詳細は明かされていない。

「100日後に死ぬワニ」は、主人公のワニの、何げない日常の生活が描かれながら、漫画の最後に「死まであと○日」と、余命がカウントダウンされる形で告知されていく。その日常と衝撃のギャップが評判を呼んだ。最終回では、車道を歩いていたヒヨコを歩道に押し出すワニの手が描かれ、その後、ヒヨコが歩道に落ちたワニのものと見られるスマートフォンを見つけた。そして最後の1コマは桜吹雪が舞うシーンで終わっている。ワニは、ヒヨコを交通事故から救い、自らひかれて亡くなったとみられる。