NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の(月~土曜午前8時)の総集編が29日放送された。年内の放送が前日28日に終了。この日は上白石萌音が演じた「安子編」をまとめた。

新聞のテレビ欄では「おはぎが食べたくなるいま話題のカムカム!しれつな状況に安子はゆれる…彼女のたどるうんめいは(中略)なみだあり笑いありこれを見れば追いつける」と紹介。縦読みすると「おいしゆうなれ」(おいしゅうなれ)。これは安子の実家の和菓子店「橘」で、小豆を炊く時のおまじない。気付いたカムカムファンがツイッターで画像をアップするなど話題になった。

前半1時間は総集編。その後は主題歌「アルデバラン」を歌うAI、雪衣を演じた岡田結実、ロバートを演じた村雨辰剛らがスタジオ出演しクイズ編が放送された。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。ドラマは「安子編」が終わり「るい編」に突入。年明けの放送は22年1月3日(月)からとなる。