漫画家井上雄彦氏(55)が、自身の人気バスケットボール漫画「SLAM DUNK」(スラムダンク)を原作に、自ら監督、脚本を務める新作アニメーション映画のタイトルが「THE FIRST SLAM DUNK」、公開日が12月3日に決まった。2日、公式サイトが発表した。

「SLAM DUNK」は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で、1990年(平2)10月から96年6月まで連載。神奈川県立湘北高に入学した桜木花道が一目ぼれした赤木晴子目当てにバスケを始め、全国高校総体に出場するなど成長していく物語。93年から96年まで、東映アニメーションの前身東映動画制作のアニメがテレビ朝日系で放送され94、95年には2本ずつアニメ映画も公開。06年に若いバスケ選手を支援する「スラムダンク奨学金」が設立されプロ選手も輩出。18年に新装再編版(全20巻)、連載開始30周年の20年にはイラスト集が刊行された。

新作アニメ映画の製作は、21年1月7日正午すぎにに、井上氏の公式ツイッターで「【スラムダンク】映画になります! #slamdunkmovie」と発表していた。

また7日午後7時に特報映像を公開することも併せて発表した。