トム・クルーズ(60)主演の「トップガン マーヴェリック」(ジョセフ・コシンスキー監督)が外国作品賞を受賞した。27日に日刊スポーツ公式YouTubeチャンネルでプレミア配信された特別番組内で発表された。

36年前の前作でスターダムを駆け上がったクルーズが構想を温め続け、満を持して公開。前作を見た世代だけでなく、当時生まれていない若者も巻き込んだ人気となり「#追いトップガン」と称されるリピーターも続出、洋画トップの興行収入134億円超を記録した。クルーズ主演作の受賞は89年「レインマン」、04年「ラストサムライ」以来18年ぶり3度目となった。

 

▽配給の東和ピクチャーズ山崎敏社長コメント

受賞は本当にうれしいです。「追いトップガン」という言葉も出来たように、観客の皆様の支持を得て、回って回って、次のお客様を呼んだ…幸せでした。やはり、トム・クルーズという人が、すごいのだと思います。36年前の前作は俳優として皆さんを魅了しましたが、今はトップ中のトップの映画プロデューサーとして、本当にお客さんに最高の映画体験を届けたいという、純粋な映画人としての熱意の結果として出てきた作品が「トップガン マーヴェリック」でした。コロナ禍の今だからこそ映画館での体験をという魂を入れ込んだことが日本人の心にストレートに伝わったのだと思います。洋画復活の、のろしを上げるような作品に関わることができてうれしかったです。我々も映画館でしか体験できないところを大事にやっていこうと思います。

◆トップガン マーヴェリック 米国のパイロットチーム「トップガン」は世界の危機を回避する絶対不可能な極秘任務に直面。達成のために加わったのは、史上最高ながら常識破りな性格で組織から追いやられたマーヴェリック(トム・クルーズ)だった。

 

※山崎敏社長の「崎」の字は崎の大が立の下の横棒なし