NHKが開発した「話速(わそく)変換装置」が、本年度の全国発明表彰朝日新聞発明賞を受賞した。同時に福地茂雄会長(73)が科学技術の向上に貢献した企業の代表者に贈られる発明実施功績賞を受賞した。

 同装置は高齢化社会を迎え、聴力の低下を補うために、音声をゆっくりに変換しながらも全体の話の長さを変えないシステム。テレビやラジオの放送にも利用することが可能だ。