歌手西城秀樹(53)が1日脳卒中予防大使に任命され8日、都内で、トークショーを行った。脳梗塞(こうそく)の経験を持つ西城は「後遺症のようですが、当時、軽いうつにもなりました」と明かした。

 03年6月、韓国公演中に発症したが、リハビリを重ね、驚異的な回復をみせていた。それでも「ベッドで暗い気持ちになったり、苦しくて、このまま息が止まってもいいと思ったことがある」。回復の要因は家族やスタッフらの支え。「一緒にゆっくり治していこうと言われ、まだ、やることがあると思えた。妻がいなかったらがけから突き落とされた気持ちになったと思う」と語った。