日本を代表する名優・平幹二朗(74)が、外出先であわや大便を漏らすピンチに陥っていたことが3日、明らかになった。平はこの日、同局で行われた初のバラエティーレギュラーとなるNHKの世直しバラエティー「カンゴロンゴ」(日曜午後11時)の制作発表に出席。中国4千年の歴史を持つ論語などの思想をもとに、悩める人を救う謎の人生相談師役を務める。

 普段の生活の中で世直ししたくなる場面を問われると、平は「10年前から車に乗るのを止めて、地下鉄通勤をしている。普通の方とふれあうことが多いが、礼儀とかマナーが悪いと感じることが多い」と話した。「夕べ、芝居のけいこを終え、笹塚の大戸屋で定食を食べ、(クイーンズ)伊勢丹に買い物に入ったら、トイレで大きい方をしたくなった。トイレが閉まっていたので、トントンとノックして待ったけど出てこない。で、またトントンしたら、バーンと扉を蹴って出てきた。『なんだよ』って不愉快そうに言われて、命の危険を感じたので、我慢して帰ってきました」と明かした。幸い襲われることも、大便を漏らすこともなかったが「そういう自分本位人に、この番組を見てほしい」と話していた。