著作権譲渡をめぐる詐欺容疑で大阪地検特捜部に逮捕された音楽プロデューサー小室哲哉容疑者(49)の苦しい台所事情が5日、次々と浮かび上がった。契約金の未払いで訴えられ、差し押さえられた経営する芸能プロダクションの銀行口座の残高は6259円。さらに、数年前からは住民税を滞納、著作権使用料(印税)を差し押さえられていた。借金まみれの生活が5億円詐欺事件の引き金になったとみられる。