劇団四季が10代の性に真っ向から挑むミュージカル「春のめざめ」(5月2日初日、東京・浜松町の自由劇場)の会見が10日、都内で。1891年にドイツで発表された同名戯曲をもとに07年トニー賞で8部門独占した話題作。セックス、妊娠や中絶、同性愛を描き、胸やおしりを出したり、セックスや同性愛のキス場面に賛否両論が起こった。演出補の横山清崇氏は「上演決定には劇団で議論があったが、強いメッセージ性と感動が勝った」と説明。過激な場面には「日本人のメンタリティーを考慮して検討中」という。

 [2009年3月10日17時53分]ソーシャルブックマーク