6月に50歳で急死した米人気歌手マイケル・ジャクソンさんの追悼式が10日、生まれ育った米中西部インディアナ州ゲーリーの野球場で行われ、ファンら数千人が地元から世界に羽ばたいたスーパースターとの別れを惜しんだ。

 会場にはジャクソンさんのヒット曲の数々が流され、ジャクソンさんをまねたグループがダンスを踊るなどして追悼。ジャクソンさんの小学生時代の女性音楽教諭は「当時から素晴らしい歌唱力を持っていた」とエピソードを紹介した。

 ゲーリー市のクレイ市長は「小さな家で生まれ育ったマイケルが世界で最も偉大なエンターテイナーになった」とたたえた。

 ジャクソンさんは1958年にゲーリーで生まれ、AP通信によると、69年まで過ごした。ジャクソンさんが家族と暮らした旧宅は急死後、「聖地」として多くのファンが訪れている。

 [2009年7月11日10時48分]ソーシャルブックマーク