米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は13日、米人気歌手マイケル・ジャクソンさんの急死をめぐり、専属医が麻酔薬「プロポフォール」を投与後、電話をかけるためにマイケルさんの元を離れて1人にした間に呼吸停止に陥ったと、捜査当局に語ったと報じた。

 報道によると、マイケルさんは6月25日未明、ロスの自宅に帰宅。長時間にわたるコンサートのリハーサルで疲労が激しく、眠れない状態だった。専属医だったコンラッド・マーレー医師は、眠れるようにプロポフォールを投与。自分の家族らに電話するため、マイケルさんの寝室を出て、1人にした。1人だった時間は不明という。

 マイケルさんはこの10年ほど、睡眠薬の代わりにプロポフォールを使っていたといい、マーレー医師は捜査当局に、過去に1度も問題が起きていないため、1人にしても大丈夫だと思ったと述べたという。

 [2009年8月14日12時5分]ソーシャルブックマーク