大麻取締法違反(所持)の罪に問われたジャズバンド渋さ知らズの元メンバー佐藤帆被告(35)に、東京地裁の青木美佳裁判官は7日、「常習的な犯行だが、2度と大麻に手を出さないと約束し、反省している」と述べ、懲役6月、執行猶予3年(求刑懲役6月)の判決を言い渡した。

 青木裁判官は判決理由で、被告がストレス発散のため月1、2回の頻度で大麻を入手し、吸引していたと指摘した。

 判決によると、被告は6月26日、東京都渋谷区の駐車場に止めた車内で、大麻樹脂約1グラムを所持した。

 公式ホームページによると、渋さ知らズは1989年結成。数十人単位でのライブパフォーマンスが人気で、被告はサックスを担当していた。

 [2009年9月7日16時56分]ソーシャルブックマーク