宝塚歌劇団花組トップスター・真飛聖(まとぶ・せい)が6日、東京・丸の内消防署の1日消防署長を務めた。消防訓練や救命の応急措置、もちつきに参加した真飛は「応急措置の仕方を知っていれば、いざというときに対応できる。今日の訓練を思い出しながら、だれかの命を助けられれば」と話した。制服姿に歓声が飛び、「敬礼の角度まで細かく教わったので、すっかり署長気分になりました」。

 同じ花組の桜乃彩音(さくらの・あやね)壮一帆(そう・かずほ)も訓練に参加し、心肺蘇生(そせい)の器具の使い方を習った。壮は「この経験を生かす機会がない方がいいけれど、いざというときのために経験できてよかった」と話した。

 [2009年11月6日14時42分]ソーシャルブックマーク