シンガー・ソングライター槙原敬之(40)が「『銀河鉄道999』のセリフを無断で使用された」と槙原を非難した漫画家松本零士氏(71)に対し、名誉を傷つけられたとして損害賠償などを求めた訴訟が26日、知的財産高等裁判所(中野哲弘裁判長)で和解が成立した。2人はこの日、裁判所で会い、松本氏が槙原に謝罪することで和解が合意。お互いが納得して握手をしたという。

 盗作騒動は槙原が作詞作曲した「約束の場所」(歌はケミストリー)の「夢は時間を裏切らない

 時間も夢を決して裏切らない」という歌詞が発端。松本氏は「銀河-」の「時間は夢を裏切らない。時間も夢を決して裏切ってはならない」のせりふを盗作したと、06年秋から主張していた。

 [2009年11月27日6時19分]ソーシャルブックマーク