タレント大沢あかね(24)の母真美さんが経営する飲食店などで無銭飲食をしたとして詐欺容疑に問われていた工藤三雄被告(71)の判決公判が19日、東京地裁で開かれ、懲役2年8月の実刑判決が言い渡された。工藤被告は過去2回、詐欺容疑で実刑になっている。真美さんが経営する店以外にも3件の居酒屋とスナックで無銭飲食をしており、青木美佳裁判官は「出所後、1年3カ月で再犯。常習性も見られる。犯行も計画的かつ巧妙な手口で悪質。さらに、タクシー代やホテル代など現金もだましとっている。金を使わず好きな酒を飲みたかったとしているが、利欲的で身勝手」と実刑判決の理由を述べた。

 [2010年3月19日16時59分]ソーシャルブックマーク