6代目三遊亭円楽(60)の寄席での襲名披露興行が21日、東京・新宿末広亭で始まった。
今月3日の高知から全国約100カ所の襲名ツアーがスタート。78年に師匠の5代目円楽とともに落語協会を脱退し、寄席から締め出された円楽にとって、落語芸術協会(桂歌丸会長)の協力で実現した32年ぶりの寄席での襲名興行には格別の思いがある。円楽は感極まったのか、そっと涙をぬぐう場面もみられた。
披露口上には歌丸、桂米助、春風亭昇太、三遊亭小遊三、三遊亭鳳楽が並んだ。歌丸は「昨年、当時の楽太郎さんが心を込めていれたお茶を飲んで死んだのが5代目円楽さん。そういう努力をした人。冗談じゃありませんよ」と場内を笑わせた後は「6代目円楽の落語をこしえらえていくのが当人の責任」と真剣な表情であいさつした。
[2010年3月21日20時30分]ソーシャルブックマーク




