米サンフランシスコで前立腺がんの放射線治療を行っていた間寛平(60)が10日、マラソンとヨットによる世界一周「アースマラソン」を再開すると発表した。間は10年1月13日、トルコ・アンカラを過ぎたところでがんを公表していた。その後、同15日にマラソンを再開。注射と経口薬でのホルモン治療を続けながら走り続けてきた。ただ、放射線治療の時期については、3人の医師の間で見解が分かれていた。そのため慎重を期して、トルクメニスタンに入った直後の4月15日に2カ月中断し、治療に専念する目的で渡米していた。この間の治療も無事終わり、体力も順調に回復したようだ。間は17日(現地時間16日)にマラソンを一時中断したトルクメニスタンに戻るという。

 [2010年6月11日9時57分]ソーシャルブックマーク