人気少女漫画家一条ゆかり氏の人気漫画「プライド」が舞台化されることが2日、分かった。12月の東京・日比谷シアタークリエで上演されるもので、ドラマ「ふたりっ子」「功名が辻」などで知られる脚本家大石静氏が脚本を担当する。

 「有閑倶楽部」「砂の城」など少女漫画の女王一条氏の最新コミックで、「月刊コーラス」に02年から今年2月号まで連載された。単行本は約300万部のベストセラーになった。

 オペラ歌手を目指す麻見史緒(笹本玲奈)と緑川萌(新妻聖子)は境遇が異なるが、宿命のライバルとして競い合い、レコード会社社長の神野(鈴木一真)、ピアニストの音大生池之端蘭丸(佐々木喜英)との恋愛も絡んで物語が展開する。ミュージカルではないが、ライブ場面で歌も披露される。

 [2010年7月3日6時6分]ソーシャルブックマーク