川崎市多摩区に建設中の「藤子・F・不二雄ミュージアム」の開館まで1年となった3日、ドラえもんの「どこでもドア」を模したカウントダウンモニュメントが同区のJR登戸駅に登場した。

 モニュメントは高さ2メートル19センチ、幅1メートル24センチ。ドア中央部に開館までの日数が表示され、ドラえもんや「オバケのQ太郎」ら人気キャラクターがドアから顔を出している。

 モニュメントの除幕式で、阿部孝夫川崎市長は「施設は世界に夢と希望を発進する拠点になる。楽しみにしてほしい」。藤子プロの伊藤善章社長は「藤子先生の優しさをどう埋め込むか考えている」と話した。ミュージアムには藤子さんの原画などが展示される予定。

 市役所玄関と多摩区庁舎1階にも等身大のドラえもんと、どこでもドアのパネルが設置され、カウントダウンする。

 [2010年9月3日19時51分]ソーシャルブックマーク