ミュージシャン佐野元春(54)が14日、デビュー30周年アニバーサリー「クラブ・サーキット・ツアー」を、横浜BLITZで打ち上げた。自身にとっては珍しいクラブの舞台から、拳を突き上げ応えてくれたファン1300人に「たくさん集まってくれて感謝します」とあいさつ。「約束の橋」「サムデイ」など19曲を、3年前のアルバム「COYOTE(コヨーテ)」収録メンバーをバックに披露した。

 30周年アニバーサリーツアーの「パート2」で、全国クラブ21公演をこなしてきた。17日には、TBSドラマ「SPEC」に初出演。WOWOW特番(来年1月3日)では、アルバム「COYOTE」をモチーフにしたドラマで音楽を担当するなど、活動の場を広げた。

 全国ツアーも、来年1月9日からの「パート3」では、ホール公演を8カ所で行う。同26日には、アナログにこだわったセルフカバー盤「月と専制君主」をリリース。珍しいアナログ盤も合わせて発売する。

 [2010年12月14日21時49分]ソーシャルブックマーク