デビュー20周年を迎えた演歌歌手の田川寿美(35)が20日、東京・浅草寺で新曲「冬の日本海」(作詞悠木圭子、作曲鈴木淳、編曲竜崎孝路)のヒット祈願を行った。祈願前に、雷門から仲見世通りを練り歩いた田川は「5年前に初めて浅草寺でヒット祈願をしましたが、その時、ハトのフンが落ちてきて。スタッフから『ウンがつくからいいんじゃない』って言われましたけど…。今日もフンが落ちてこないか、ちょっぴり意識しました」と笑顔で話した。

 「冬の日本海」は、男を信じてさまよう女の切ない恋心を歌う。01年に日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞している田川の歌唱力がいかんなく発揮された王道演歌だ。境内で奉納ステージも行い、新曲や「北の港駅」など3曲を披露した年女の田川は「節目の年でもあるし、まだ紅白歌合戦に出場できるよう頑張りたい」と話していた。

 [2011年1月20日17時34分]ソーシャルブックマーク