1976年(昭51)2月にスタートし、今年35周年を迎えたテレビ朝日系「徹子の部屋」が大記録を打ち立てた。27日放送分で8961回を数え、同一司会者による番組の最多放送回数記録としてギネス世界記録に認定された。

 このほど行われた35周年記念のスペシャル番組「出張!徹子の部屋

 お宝映像も大放出パート2」(27日午後7時)の収録中に、ギネス・ワールド・レコーズ社の認定員がサプライズで登場。何も知らされていなかった黒柳徹子(77)は「どうしましょう。ま~」と大感激した。

 収録後、黒柳はあふれる感謝と喜びを表現した。「ずっと見続けてくださった方がいて、9000人近いゲストの方が支えてくださった」。

 35年間、黒柳が収録を休んだことは1度もない。「『徹子の部屋』を50年まではやりたいですね」。あと15年たてば黒柳も90歳を超えるが、「90歳になったらもっとズバズバ聞けそうでしょ」とも言った。ギネス記録更新は止まりそうもない。【今西孝江】