前カリフォルニア州知事で俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー(63)が、離婚調停中の妻マリア・シュライバーさんに多額の慰謝料の支払いを拒んでいることが明らかになった。隠し子の存在などが発覚し、推定資産の4億ドル(約320億円)の半分以上の金額を支払うものと思われていたが、配偶者扶養費の支払いと裁判費用の負担を離婚条件に求めている妻に対し、シュワルツェネッガーは「裁判費用は各自が自己負担し、配偶者扶養費の支払いもしないと異議を申し立てている」という。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)