メディア調査会社、ニホンモニター(東京都港区)が11日、恒例の「2012タレントCM起用社数ランキング」を発表した。

 男性タレントのトップは、プロゴルファー石川遼の15社で、4年連続のCMキング。人気グループの嵐も、櫻井翔の12社を筆頭に、5人全員がランクインしている。

 女性タレントはAKB48の板野友美、篠田麻里子が20社でダフルクイーンとなった。AKBからは、今年8月に卒業した前田敦子(17社)や、HKT48に電撃移籍した指原莉乃(16社)など10人がランクしている。AKB以外では上戸彩(15社)武井咲(14社)剛力彩芽(11社)らオスカープロモーション所属のタレントが起用社数を伸ばしており、「来年のクイーン争いはさらなる混戦が予想される」としている。

 同社では、今回の最注目ポイントとしてダンディ坂野の8社を挙げた。「今や旬の芸人よりもCMに起用されている。坂野さんに代表される一発屋芸人や、通販CMで目にする機会が少しずつ増えている往年の名優など、再ブレークするタレントに注目したい」としている。