関西の年の瀬を彩る大型ライブイベント「RADIO

 CRAZY」が29日、大阪市住之江区のインテックス大阪で始まり、MONGOL800、くるり、POLYSICSら25組のアーチストが3つのステージで熱いパフォーマンスを見せた。

 初出演となったMONGOL800は代表曲「あなたに」、「小さな恋のうた」などを立て続けに披露。ボーカル上江洌清作が「この年末のクソ忙しい時期にこんなに集まって、ギリギリまで楽しむき満々だなコノヤロー。来年結成15周年、まあまあおっさんです。おおきにー!」と雄たけびを上げると、巨大ライブスペースを埋め尽くしたファンの熱気は最高潮に達した。

 日本での「フェス・デビュー」を飾ったScott&Rivers(From

 ALLISTER&WEEZER)は米国さながらの熱いステージを披露。ボーカルのスコット・マーフィーは「こんなに集まってくれてホンマに感謝しています。外国人のアーチストがウチらしかいなくて、ちょっと悔しかった。次の曲は一緒に歌ってくれると幸いです」と流ちょうな日本語で話し掛け、「ドラえもんのうた」などを熱唱した。

 今年9月にメジャーデビューした、シシドカフカはファーストシングル「愛する覚悟」を熱唱。モデルもこなす美貌と激しいドラムプレイで集まった観客を魅了した。「実は会場から離れた場所にある楽屋にドラムセット全部置き忘れてきて、また取りに行った」と打ち明け、会場を笑わせた。

 ベテランから新人まで様々なアーチストが共演するイベントはラジオ局FM802が主催し今年で4回目。30日もサカナクション、フジファブリック、ASIAN

 KUNG-FU

 GENERATIONら25組が出演する。