俳優で歌手の徳山秀典(30)が大阪市内で日刊スポーツの取材に応じ、あす30日の誕生日にリリースする新曲「僕等の道/あの日の君に」をPRした。つんく作詞の「僕等の道」は「プロポーズ」「それは全部『愛』だった」に続く3部作の完結編となるラブソング。カップリングで収められた「あの日の君に」はキロロの玉城千春が手掛けたウインターソングで、徳山本人の強い希望で玉城からの楽曲提供が実現した。「(玉城)千春さんの音楽の世界観を大切にして歌った。シンプルな曲で難しいですが、季節感を出せたと思う」。玉城の住む沖縄と東京で連絡を取りながらの制作だったが、優しさと切なさあふれる楽曲に仕上がった。「いろんな人に届くと嬉しいです」と笑顔を見せた。

 自分自身をカメレオンに例える徳山は、「ライブも舞台も、とにかくお客さんに喜んでもらいたい」と、その場その場で求められる役割を変幻自在にこなす。12月公開の主演映画「パーティーは銭湯からはじまる」やドラマなど演技で評価を受け、3月には東京、大阪、名古屋で玉木宏主演の舞台「ホテル

 マジェスティック」での出演も決定した。「今年は演技に集中したい」。潔く話す徳山にとって、新曲は節目の1枚となった。

 詳しくは公式サイト(http://www.tokuyama-hidenori.jp/top.html)を参照。