女優坂口良子さんが、27日に死去していたことが29日、分かった。死因は消化器系の疾患とみられる。57歳だった。

 今月上旬、一部週刊誌が重病説を伝えたが、坂口さんは12日、自身のブログで、昨年腸閉塞(へいそく)を患ってインフルエンザから肺炎になったと説明した上で、今後も仕事を続けていく意欲を示していた。

 プライベートでは、昨年8月に長年事実婚状態だったプロゴルファー尾崎健夫(59)と結婚していた。

 坂口さん出演の舞台を演出した石井ふく子さんは、前日28日夜、亡くなったことを知らず、坂口さんの携帯に電話を入れたところ、尾崎から折り返しの電話があり、亡くなったことを知ったという。石井さんは「信じられない思いです。尾崎さんもショックで、あまり話せない状態でした。これからなのに、残念で仕方ありません」と話している。