「平成のキャンディーズ」を目指す3人組アイドル「C@n-dols(キャンドルズ)」が4日、東京・後楽園のラクーアガーデンステージでデビューシングル「年下の男の子」の発売記念イベントを行った。キャンディーズが後楽園球場で解散コンサートを開いてから、この日が35周年の節目。このイベントも同球場の跡地から近い会場で、公演が始まった午後5時17分に合わせてスタートした。

 3人は表題曲のほか、キャンディーズのカバー「ハートのエースが出てこない」「あなたに夢中」を含む全4曲を歌った。客席には法被を着たキャンディーズファンの中高年男性らも多数、駆け付けた。メロディーに合わせてホイッスルを吹く、当時の応援スタイルで盛り上げた。

 温かい歓迎ぶりに、鎌田三由紀(18)大野愛友佳(18)近藤綾(19)の3人は涙。近藤は「これから平成のキャンディーズとして頑張りたい」と抱負を語った。