歌舞伎俳優松本幸四郎(70)が28日、歌舞伎座(東京都中央区)の「柿葺落(こけらおとし)四月大歌舞伎」公演千秋楽で、「勧進帳」の弁慶役の上演通算1100回を達成した。

 歌舞伎座は2日に新装開場し、「勧進帳」は夜の第3部の最後の演目で、尾上菊五郎(70)が富樫、中村梅玉(66)が義経を演じ、幸四郎の長男市川染五郎(40)も出演。

 弁慶は、幸四郎の祖父(七代目幸四郎)が1600回以上演じたとされ、父(初代松本白鸚)も得意とした役。幸四郎は16歳で初演して以来、全都道府県で弁慶を演じ、2008年には奈良・東大寺での公演で上演1000回を達成した。