演歌歌手走裕介(はしり・ゆうすけ)が19日、北海道・松前町で開催された「第66回松前さくらまつり」に出席し、「にしん街道観光大使」に任命された。

 青い衣装で登場し、北海道の日本海側の街並みをモチーフにした最新シングル「北国街道・日本海」や、同曲のカップリングの「赤いレンガの港町」など8曲を披露した。会場では今月6日から桜が開花し、260種1万本以上がほぼ満開で、「桜が本当にきれいで、とても気持ちよく歌うことができました。最近は雨男なんですけど、晴れて良かった」と笑顔を見せた。

 これまでにも、09年のデビュー曲「流氷の駅」など北海道にちなんだ曲を多く歌い、出身地の網走市やオホーツク、江差の観光大使にも就任している。今回が4つ目の大使就任となり、「北海道の方は温かい方ばかり。いずれは北海道制覇したい」と宣言した。