「ゴムぱっちん」などで知られる元お笑いコンビ、ゆーとぴあのホープこと城後光義(63)が8日、肺がん手術成功報告会見を都内で行った。

 せきが止まらず、たんに血が混じっていたため、診察を受けたところ、左肺に腫瘍が見つかり、今月3日に左肺約8センチの腫瘍摘出手術を受けたという。城後は聴診器を首からぶらさげ、白衣姿で登場。「病気をなめてました。新しい命をいただいて感謝しています。生きていて本当に良かった」と一瞬、涙ぐんだ。約20センチにわたる手術痕も披露した。

 1日タバコ2箱分を吸うヘビースモーカーだったが、今はすっかり止めたという。「酒とタバコは芸人のステータス。弟子に『命が惜しかったら、芸人を辞めろ』と言っていましたが、今は『やめろ』と言っています」。

 退院は前日7日で、すぐに天ぷらとウナギを食べたという。驚異的な回復ぶりに加え、やりたいこを聞かれると「セックスがしたい」などと冗談交じりに言い、取材陣を驚かせた。

 ゆーとぴあ復活については「コントをできる体ができたら、考えたいですね」と意欲的だった。