EXILEとエイベックスが「世界プロジェクト」を始動させることが1日、分かった。EXILEの所属事務所LDHが今年10月から開催する「ボーカル・バトル・オーディション4」で、世界で活躍するアーティストを養成するためのオーディション「グローバル・ジャパン・チャレンジ」を実施する。合格者がニューヨークで約3年間、単身修行する異例のプロジェクトだ。

 目標は、世界基準の日本人アーティストだ。「グローバル・ジャパン・チャレンジ」は、EXILEのリーダーHIRO(44)と、所属レコード会社エイベックスが「世界で活躍するアーティスト」の誕生を目的に企画、立案した。

 1次審査を10月14日の東京を皮切りに全国6都市で開催。募集はボーカル部門とダンス部門で、応募資格は小4~中3の男性を対象にしている。合格者数は未定だが、合格者は語学留学を経て、来年9月から約3年間ニューヨークで単身修行する。音楽、ダンスの一流の表現者が集まる都市で世界最高峰のエンターテインメントを学ぶ。

 HIROは「子供たちは無限の可能性を秘めている。ハングリー精神とグローバルな感覚を身に付けて、僕らを超えるような華があるスーパースターの誕生を見てみたい。子供たちの挑戦に僕ら大人の夢も乗っています」と話している。