歌手石川さゆり(55)が4日、東京・日本橋浜町の明治座で「石川さゆり特別公演」(6~25日)の舞台稽古を公開した。

 第1部は古典落語の名作「芝浜」を、歌と芝居を交えた「歌芝居」で見せる。冒頭で落語に挑戦する石川は「やるならちゃんとお見せしたいと思って」と立川志の輔に指導を仰いだ。一方、落語の稽古については「3カ月間、厳しくて厳しくて。自分で何てことを言っちゃったんだろうって」と振り返り、苦笑した。

 志の輔からは「石川亭さゆの輔」の名をつけてもらったといい、「まずは明治座を見ていただいて、みなさんに“ガッテン”していただけたら」。

 2人のコラボレーションの可能性を聞かれると、「デュエット落語とか、新鮮ですね。でも、掛け合いしたら漫才になっちゃう」と笑っていた。