女優能年玲奈(20)が、大みそかのNHK紅白歌合戦のPR大使を務めることが20日、都内で行われたNHK放送総局長会見で発表された。これまでの応援隊に代わるもので、能年は12月1日から31日まで連日、30秒のミニ番組「毎日PR!紅白」で紅白歌合戦を盛り上げるという。

 能年はVTRでコメントを寄せ、「願望としては旗を持って走り回って、紅白歌合戦のPRができたらいいなと思ってます」と抱負を語った。また、もし紅白歌合戦のステージに立てたら「白と黒の、あ、白黒じゃない、紅と白の衣装を着てみなさんにごあいさつできたらなと思います」と語った。一方、同局は能年の紅白の出演については検討中と語るにとどめた。

 ミニ番組では、紅白への期待や自分の意気込みなど、毎日違ったコメントを伝えるという。連続テレビ小説「あまちゃん」で日本中を明るく、元気にしたことが起用理由だ。

 一方、12月30日には「あまちゃん」の全156話を振り返るダイジェスト番組を、ニュースの中断はあるものの、午前8時から午後6時まで放送するという。

 流行語大賞には「じぇじぇじぇ」と「あまロス」がノミネートされた。石田研一放送総局長は「ドラマがヒットしたので予想通り」と語った。