1990年代に渋谷系バンドとして人気を博した「ORIGINAL

 LOVE」(オリジナル・ラブ)の元ドラマーで、音楽プロデューサーの宮田繁男さんが、3月30日に死去していたことが1日、分かった。55歳だった。かねて病気療養中だった。

 宮田さんは大学在学中、サザンオールスターズの桑田佳佑、原由子のソロのバックを務めたことをきっかけに、プロのドラマーとして活動。ピチカート・ファイヴのバックバンドを経て91年に田島貴男(47)らとオリジナル・ラブでデビューした。93年の脱退後は、松任谷由実(60)井上陽水(65)らの公演のサポートメンバーとして活躍した。

 元バンド仲間の田島は31日、自身のツイッターで「宮田繁男さん。早すぎるよ。ユーミンも悲しんでる。僕がピチカートに入った頃と、オリジナル・ラブのデビューの頃を思い出してる。いろいろありがとう。ご冥福をお祈りします」と投稿し、宮田さんの早すぎる死を惜しんだ。