NHK大阪放送局の坂本忠宣局長が3日、大阪市内の同局で定例会見を開き、小池徹平(28)藤原紀香(42)が消防士にふんするドラマ「ボーダーライン」(10月4日スタート、土曜午後9時)などを発表した。

 同ドラマは原作はなく、オリジナルの脚本。「公務員だから」との理由で就職した若き消防士が、人命に関わることで、プロへと目覚めていく姿を描き、小池は主人公を演じる。紀香は阪神大震災を経験したシングルマザーで、女性救命士を演じる。

 制作統括の藤澤浩一プロデューサーによると、大阪市消防局の協力を得て制作するという。「まだ衣装合わせが終わったばかりですが、近く、小池さんや紀香さんら出演者には、実際に消防署で、隊員と同じ訓練を積んでもらいます」。出演者にとっては、体を張った収録になりそうだ。

 収録は今月13日からスタートする。共演者は筧利夫、山口馬木也、橋爪功ら。

 また、初公演から100年を迎えた宝塚歌劇について、同局は、従来のBSプレミアムだけではなく、総合テレビでも過去の宝塚歌劇映像を放送。4月は6、19、26日の深夜0時台に各年代、各組の「ベルサイユのばら」を上演する。作品は89年雪組、91年月組、89年の合同公演。