フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊(38)が7日午後、ニフティの有料メールマガジン「新

 おとなの学び場」で、日刊スポーツとコラボした「フリーアナ長谷川豊の【公式メルマガ増刊号】」(月額648円)の第17号を配信した。

 「日刊スポーツの芸能ニュース7days」では、WEB「ニッカンスポーツ・コム」の週間芸能ニュースアクセストップ10の各記事を解説。「STAP細胞」論文問題の渦中にいる理化学研究所の小保方晴子氏(30)を巡る騒動について言及した。

 理化学研究所は今月1日に会見を行い、疑惑のあった2項目について「画像の捏造(ねつぞう)や改ざんといった研究不正があった」と認定した。さらに、研究不正行為については「小保方氏が1人でやった」と断定した。長谷川は今回の件で一番大事なのは「STAP細胞があるのか、ないのか、だけ」と力説した。

 「小保方さんが論文をコピペしてようが、写真をほかからパクってこようが、確かに悪いことだが、今はそんなことを議論する時ではない」。研究者の使命は「人間の命を救うこと」で、今はしっかりと“夢の細胞”であるSTAP細胞があるかどうかを検証することが重要と訴えた。そのことについて「まだ結論が出ていないのに(報道などの)外野がごちゃごちゃ言い過ぎ」と指摘した。

 また、一部報道で小保方氏が、単に目立ちたかっただけなどの記事が掲載されているが「無理があるような気がする。研究者である小保方さんがこれだけの発表であれば絶対に注目を浴びることは分かっているはず。そんなことを普通するか?

 理研の一方的な個人攻撃も何なのか?」と疑問を呈した。長谷川は、自身を「冷静な人間」と表現し、決して小保方氏を擁護しているわけではないと強調。「今は冷静に見守りたい」とつづった。小保方氏は明日9日、大阪市内で記者会見を開く。

 同メルマガは、昨年6月に始めたLINE(東京・渋谷区)が運営するニュースサイト「BLOGOS」のメールマガジンをパワーアップさせたもの。人気コーナーの「週刊!ハセスポ!」や、社会的な旬なニュースを読み解く「長谷川豊の思うこと」なども掲載している。初月はお試し期間で購読料は無料。毎週月曜に配信する。