お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(48)が17日、TBS系「櫻井有吉アブナイ夜会」で過去にもめた元衆議院議員のよこくめ勝仁氏(32)と和解した。

 2人は、2011年8月のTBS系「サンデージャポン」で共演した。番組の中で、青木裕子アナ、田中みな実アナのどちらが好みかと話を振られたよこくめ氏は「私は国会議員で真面目ですので、そういうことは芸人の(杉村)太蔵さんに聞いていただいて…」と質問をかわしたが、この発言に太田が激怒。「お前、芸人バカにしてんのか!」とにらみつけ、「政治家が偉いと思うなよ!」「何様のつもりだ、バカヤロー!」と怒鳴っていた。

 そんな経緯もあった、よこくめ氏が「櫻井有吉アブナイ夜会」に登場した。「自分は現職政治家、太蔵さんは元政治家。でも『現職と元』では言葉として弱い」と、よりわかりやすい表現を使おうとした結果、あのような表現になってしまったと説明した。さらに「大変失礼なことに対してしっかり認めて謝罪の気持ちを伝えたい」とおわびの意思を示した。

 2人は、「サンデージャポン」の楽屋でおよそ4年ぶりに再会した。よこくめ氏の「本気でやられている芸人の方に対して、『政治家の方が上。政治家の方が真面目。芸人は下』だとか…」という謝罪の言葉を、意外にも太田は「本当にその通りだもん。政治家のほうが上」とアッサリ認める。自分が民主党衆議院議員の原口一博氏に「何言ってんだ、政治家ごときが」と声をかけてもめた事件を例に挙げ、「(政治家と芸人は)お互い言ってるんでんですよ。『芸人風情が』とか『政治家ごときが』とか」と語った。それでも謝罪したい、よこくめ氏に合わせて2人でペコペコと頭を下げあい、無事和解した。