杏(28)主演の日本テレビ系の連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」(水曜午後10時)の23日の第2話の視聴率が24日、14・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と発表された。

 前週16日は17・2%と今4月期の連続ドラマでは最高のスタートを切ったが、2・5ポイント下回った。

 第2話は青山支店が舞台。融資する結婚相談所の女性会員たちから抗議文が送られてくる。入会以来、相手を紹介してもらっていないという。事実なら銀行が詐欺行為に加担したことになってしまう。調査を始めた舞(杏)と相馬(上川隆也)は、融資を担当した杉下(田中圭)とともに結婚相談所へ向かうが、詐欺容疑で刑事告訴された社長の宗方は集めた6億円を持って失踪してしまっていた。

 青山支店の新田支店長(飯田基祐)は以前、丸の内支店で、取引先が倒産して1億円を焦げ付かせ、その責任を部下だった相馬に押しつけた因縁の人物。今回も責任を杉下に押し付けようとする。

 「手柄は上司のもの、ミスは部下のもの」という不条理な銀行の論理。調査を始めた舞は、新田が結婚相談所と組んで、顧客の個人情報をもらしていた疑いを持ち問い詰め、新田を懲戒解雇処分へと追い詰めていった。