演歌歌手桜井くみ子(33)が7日、東京・ロコズテーブルマハナ恵比寿店で、この日発売の新曲「ちょっと待って下さい」発売記念イベントを開催した。

 同曲はハワイの名曲で、71年に4人組女性グループ、ゴールデンハーフがカバーしてヒットしている。桜井は今年1月、所属事務所の社長が同曲を聞いているところに偶然居合わせ、カバーすることが決まったという。日本語と英語が交ざった歌詞について「1月から毎日英語の原曲を聞いて、細かくカタカナに直してから歌いました」と明かした。たまたま1月から習い始めたフラダンスも振り付けに取り入れたという。「ハワイには行ったことがないので、いつかライブがしたい。日本とハワイの懸け橋的な歌になればいい」。

 また、天然っぷりも発揮した。「私、カッパの存在を信じていたんですけど、先日、スタッフの方に『カッパは妖怪だから、いないよ』と言われ、ちょっと待って下さい、という感じです」。さらに、カッパ捕獲許可証取得のために岩手・遠野市まで行ったこともあると言い、「カッパは雨の日のゴミ置き場にいるらしいです。演歌歌手の先輩も、見たことがあるって言っていました」と信じて疑わない様子だった。