ソチ五輪の男子フィギュアスケート5位・町田樹(24=関大)がこのほどバラエティー番組に初出演した。MBSテレビ「痛快!明石家電視台」(6月9日深夜0時3分~深夜1時9分放送)の収録に、元フィギュアスケート選手の織田信成氏(27)とともに参加した。

 町田はソチの後「ヘンなこと出来ないな~」と一躍時の人になった心境を明かした。大阪の銭湯では、裸のときに声をかけられた。「『町田君よ~』と言われて困った」。さんまには「何かヘンなことしようとしてるの?」と突っ込まれてしまった。

 また収録中に観客から「生のジャンプを見せてもらえませんか?」というリクエストを受け、氷上ならぬ陸上ジャンプを実演。一方、織田も負けじとフィギュア選手のものまねを披露。「デフォルメがキツすぎて、みんなから止めて!

 と言われる」という評判の?

 ものまねは、さんまが「早くバラエティーに来いよ!」と太鼓判を押す質の高さだった。

 収録後、町田は「さんまさんが自然に話を引き出してくれて、思った以上にしゃべれました。テレビを見ているような感覚で楽しんでいる自分を感じました。」と感想を話した。今後については「まず本業をしっかりやった上でバラエティーにも出られたら。いい思い出になったので、これから自慢していきます」と笑いながら、抱負を語った。

 そんな町田に対し、引退後にコメンテーターを務めるなど“先輩”の織田は「初バラエティーとは思えないくらい落ち着いていた。100点じゃないですかね」と絶賛。「僕は100しゃべって10面白いくらい。町田君は、1しゃべって10面白い。コストパフォーマンスが素晴らしいんです。いつバラエティーに進出してくるか、怖いです」と警戒していた。