歌手平井堅(42)が28日、さいたまスーパーアリーナで「Ken’s

 Bar」開催15周年記念ライブを行った。

 お酒などを飲みながら楽しめるコンセプトカバーライブ。今回は、全国15公演で15万人を動員したファイナル公演となった。「瞳をとじて」「POP

 STAR」などのヒット曲や、この日発売したばかりのカバーアルバム「Ken’s

 Bar3」からサザンオールスターズの「いとしのエリー」など15曲を披露した。「1万5000個(人)のハートのど真ん中に僕のソウルが突き刺さるように命がけで歌います」と甘い歌声で酔わせた。

 同ライブは、平井がブレーク前の98年5月に都内のイベントスペースでスタート。いまや東京ドームや、この日のさいたまスーパーアリーナなど大規模会場で行われるようになった。平井は「15周年(公演)も最後になって、ここのステージに立てて感無量です。来年デビュー20周年を迎えますが、通過点に過ぎない。20年前に思ってた20年後の自分よりも子供ですが、年がいもなく自分にまだ伸び代があると信じて、これからも攻め続けたいと思います」と話した。