歌手の宇多田ヒカル(31)が5月23日に挙げた結婚式の様子について、宇多田の父で音楽プロデューサーの宇多田照実氏(65)がTwitterで明かした。

 イタリア人の一般男性と結婚したヒカル。挙式は新郎の地元で行われ、地元メディアや日本のメディア、さらに新郎新婦をひと目見ようと集まった地元住民など多くの人々が詰めかけたが、式はボディーガードが傘を開いて宇多田らを隠すという厳戒態勢のもと行われたことでも物議を醸した。

 式当日の模様を報じた一部メディアでは、宇多田の結婚式を楽しみにしていた現地の人々からブーイングが起きたなどとも報じられたが、そのことをフォロワーから尋ねられた照実氏は、「ブーイング無かったよ。むしろ日伊取材陣の多さと強引さに驚いてた」と、一部報道を否定。地元の人からは大きな拍手が起きていたことを明かし、「みんなは新郎のことを知ってるから。ありがたいね」と感謝の気持ちをつづった。

 また、傘で式の様子を隠したことについて「やりすぎでは」とする声も寄せられたが、「あれはパパラッチ対策」とし、ファンから隠れる意図はなかったことを説明。「でも教会を出た時には町のファンに手を振って鳩(はと)を3羽籠から解放したよ」と、ファンサービスを行ったことも明かした。