大ヒット中の映画「アナと雪の女王」での吹き替えや挿入歌でブレイクを果たした女優で歌手の神田沙也加(27)が、25日に自身が結成した2人組音楽ユニット「TRUSTRICK」でライブを開催。感激のあまり終演後に号泣したことを26日のブログで明かしている。

 同映画で披露した挿入歌「生まれてはじめて」で、その歌唱力が高く評価されている神田。これまではミュージカル等で活躍するも、母親である歌手の松田聖子の存在が大きく、“親の七光”などとささやかれることが多かった。しかしようやく自身の実力が世間に認められ、23日放送の日本テレビ系「スッキリ!」に出演して歌を披露した際には、テリー伊藤から「親の七光とか言われてもずっと頑張ってきて、よかったね」などと労われると、思わず涙を見せる一幕もあった。

 そんな神田は25日にもフジテレビ系「ノンストップ!」にもユニットTRUSTRICKとして生出演し、楽曲を披露。さらに同日には東京・下北沢のライブハウスでデビュー記念ライブを開催し、会場には満員の観客が押し寄せた。

 「朝のノンストップ!生出演で緊張は出しきったみたいで(笑)まったく緊張せずにLIVEはやれました」と報告した神田は、一部週刊誌で熱愛が報じられたギタリストのBilly(33)の肩に頭をのせてウットリと目を瞑り、リラックスした様子の写真も公開している。

 また、これまでは「お仕事において人を心から好きになること

 信用することに、どこかでリミッターをかけて来た」と打ち明けた神田。「そのプロジェクトが終われば離れてしまうから寂しくなりたくなかった。想いをかけてもらった分だけ、何も残せなかったら失望させてしまうのも怖かった」という思いから、スタッフや関係者たちとも内心で距離を置いていたという。しかし現在は、ファンはもちろん、多くのスタッフに支えられていることを実感し、「スタッフ、身内、ビリー、サポートメンバー…誰かの為に、歌いたい、成功させたい、CDを手に取ってもらいたい、と初めて思えています」との心境に至っているという。

 今回のライブでも多くのファンやスタッフ、関係者たちに支えられ、「溢れる感謝が抑えきれず、みんなが大好きすぎてすべて終了後、神田ガチ泣き。(笑)」と、号泣している写真を公開。「お見苦しくてごめんなさい

 でもこんな顔になるくらい、嬉しかったの。会場パンパンに観に来てくれたみんな、本当にありがとうございました」と、感謝の言葉をつづった。