女優藤原紀香(42)が27日、大阪・阿倍野消防署で、NHKドラマ「ボーダーライン」(10月4日スタート、土曜午後9時)の収録に参加した。

 同ドラマは命がけで市民を守り、救命活動に力を注ぐ消防、救急隊員の姿を描く人間ドラマ。主演の小池徹平(28)が新人消防士を演じ、紀香はシングルマザーの救急隊隊長役。出演者らは4月上旬から、大阪市消防局の訓練センターで煙の中での活動など、実際に行われている厳しい訓練を経て、収録に臨んだ。

 「実際に訓練を経験して(ドラマへ取り組む自分の)目の色が変わった。毎日、毎日、人を救うことに向かい合い、尊大な仕事をされている方々の苦労、心労がいかに大変か伝えられればと思っています」

 収録合間の取材会中、署内に実際にサイレンが鳴ると「お!」と、表情を一変させるほど、消防の世界に入り込んでいる。

 紀香といえば、昨年秋に、30代の外資系テレビ局シニアプロデューサーと、結婚を前提とした真剣交際が明らかになっており、取材会では“恋の炎”へも質問が飛んだ。

 「恋の炎は燃えたままか」と聞かれた紀香は「なんじゃそれ!?」と大笑い。結婚や、交際の進展具合には何も触れなかったが、代わって共演の俳優筧利夫(51)が「きっと順調です。おそらく順調と思われます」と話した。

 共演者、あうんの呼吸のやりとりは、厳しい実技訓練を経て得られたようで、新人役の小池は「消防士志望とかではなくて、知らぬ間に仕事に就いた設定なので、僕(の目線)を通して、消防の仕事を学んでもらえれば」と、“ド新人”になりきっていた。

 また、俳優佐藤健(25)との親密デートが報じられた女優森カンナ(26)も、消防隊隊員役で出演。報道後、親交のあるベッキーがツイッターで、「ツーショットデート」ではないと否定するなど、真偽があいまいで「交際は本当ですか?」などと、質問が浴びせられたが、森は無言でまったく反応しなかった。