今井翼(32)主演舞台「PLAYZONE1986・・・・2014★ありがとう!~青山劇場★」が明日6日、東京・青山劇場で開幕。前日5日に公開舞台げいこが行われた。

 少年隊主演舞台として86年に初演。夏の風物詩として毎年上演されてきたが、青山劇場は来年3月末での閉館が決定。今年が同所で最後の公演になる。ジャニーズの歴史ある舞台の最後のけいこを、坂本昌行、堂本光一、山田涼介らHey!Say!JUMPメンバー6人が見届けた。

 故マイケル・ジャクソンさんの振付師を務めたトラビス・ペイン氏が振り付けを担当。近藤真彦、少年隊から嵐、関ジャニ∞まで、ジャニーズ事務所のヒット曲を中心に構成。座長の今井、屋良朝幸、中山優馬を中心に、キレのあるダンスと歌で展開する。

 舞台げいこ終了後、全員で取材に対応。今井は青山劇場の閉館について「東京の劇場の聖地ともいえる青山劇場がなくなるのは寂しいです」と語った。今年のステージについて「歴史と現代を融合したプレゾンならではのステージをお見せしたい。すべてのファンへの恩返しをテーマにやっていきたい」と意気込んだ。

 トラビス氏はこの日、43歳の誕生日を迎え、少年隊の東山紀之がドンペリを持って会見に駆け付けた。「いろんなことがめぐりますよね。ここがなくなるなんて。僕にくれないかなぁ」と冗談まじりに話したものの、表情はさびしそうだった。

 今井は今後の「プレゾン」について「ここでは最後ですが、新しい体制でやっていきたいと思っています。いくつになってもやりたいです」と場所を変えての存続を示唆した。

 最終公演は8月9日。86年からの総公演回数は1208回。総動員数は170万8650人になる予定。