4人組ロックバンド、BUMP
OF
CHICKENが31日、初の東京ドーム公演を行った。
今年3月に肺気胸の手術をしたボーカル藤原基央(35)は「会いたかったぜ、お前ら」「遊ぼうぜ、東京ドーム」とシャウト。約5万人のファンをあおり続け、あらためて完全復帰を印象付けた。
「Stage
Of
The
Ground」で始まったライブは、途中でアリーナ中央に設けたサブステージに移動して「銀河鉄道」「歩く幽霊」を熱唱。再びメーンステージに戻ってからは、最新アルバム「RAY」収録曲「ray」を歌唱した。バーチャルアイドル初音ミクとライブ初共演し、立体映像で浮かび上がったミクには何度も大歓声がわき起こっていた。その後はヒット曲「天体観測」の大合唱や、新曲「You
were
here」のライブ初歌唱で一気にラストになだれ込んだ。
99年のデビューから15年。ベース直井由文(34)が「ここにいてくれたのがみんなで良かった。今日は本当に楽しかった。ありがとう」と完全燃焼したライブは約3時間で19曲を披露。13都市20公演で25万人を動員した全国ツアーファイナルは大成功で幕を閉じた。