宝塚歌劇団星組の2番手スター、紅ゆずる主演の全国ツアー「風と共に去りぬ」が14日、大阪・梅田芸術劇場でスタートした。

 レット・バトラーを演じた紅は「体調不良で皆さんにご心配をおかけしたこと、この場を借りてお詫びいたします」と謝罪。紅はけいこ期間中に体調を崩し、一時、けいこを休んでいたが、元気に開幕を迎え「もう、大丈夫です!」。

 大阪で生まれ育ち、お笑いが大好きな紅は、体調不良の理由を「(100周年)運動会で星組が優勝しまして、その余韻に浸ったのか、勢いだったのか、体調を崩しました」。トップ柚希礼音率いる星組の運動会優勝をネタに、笑わせた。

 今作では、元サッカー日本代表・浅野哲也氏の娘で進境著しい若手男役の礼真琴がスカーレットを好演している。

 ツアーは、同劇場で15~16日まで。その後、全国13会場を回り、12月7日、福岡・北九州ソレイユホールまで、全31公演を予定している。